あの世から電話がかかってきた話【後編】

あの世から電話がかかってきた話【後編】

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あとがき

という、12年前のお話でした。
あまりに私がべしょべしょに泣いているものだから、遅れて休憩にきた先輩をひどく驚かせてしまいました。
そのあとも心ここにあらずな私を案じてオペの助手を変わってくれた先輩、あの時は本当にご迷惑おかけしました。

なんだったんだろう、ほんとうに。
一番現実的なのが「詐欺」でしょうか。何処かから漏洩した私の個人情報を使って電話、不安をあおって金銭をぶんどる……よく聞く手口ですが、あの時のおばさんはただただ淡々と話していて、そのあとクレジットカードの番号を聞かれたりだとか、引き留めるようなそぶりも全くありませんでした。

「家族が亡くなったのね」
「私どものこれを見ると」
「のっているの」
「本当に、残念ねぇ」

………
あの電話にどんな意味があったのか、今でも謎のままです。
最後に、そのあとのことを、すこしだけ。

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